実践者に聞く屋外公共空間の活用ノウハウ
編著:影山裕樹
著:武川寛幸・柿原優紀・吉城寿栄・以倉敬之・高岡謙太郎・榊原充大・江上賢一郎・笹尾和宏
デザイン:漆原悠一(tento)
イラスト:藤田翔
発行:DU BOOKS
全国各地で、屋外の公共空間のユニークな活用の仕方をしている実践者・研究者に寄稿を依頼し、そのノウハウを余すことなく紹介する一冊です。代表の影山裕樹が編著を手がけました。
屋外の公共空間の新しい活用法が、都市・地方に限らずあらゆる地域で模索されています。ただ、都市計画や建築などアカデミックな文脈で語られることが多く、より一般の方にもわかりやすく、とっつきやすい語り口で(最初の発想をもって、いかに理想とする風景にたどり着くか)、素人でも「実際に作ってみよう!」と思えるような本を目指しました。
テーマは、「ふだん触れ合う機会のない異なるコミュニティに積極的にアプローチし、共通の関心ごとのもとに集う機会を編み出して生まれる」ような空間づくりの方法です。
もくじ
多様な市民が集う屋外の公共空間をつくるには? 影山裕樹
大自然の中で野外上映を楽しむ「星空の映画祭」 武川寛幸
公園で結婚式を開催する「Happy Outdoor Wedding」 柿原優紀
駅を酒場に「京阪電車・ホーム酒場」 吉城寿栄
まち歩き事業の舞台裏 進化する観光「まいまい京都」 以倉敬之
祭りと融合し、地域にとけ込む「野外音楽フェス」 高岡謙太郎
水辺に飲食空間を作るには?「京都の川沿い、愛知・殿橋テラス」 榊原充大
香港の路上実践「アートセンター、路上バー、ゲリラガーデニング」 江上賢一郎
屋外イベントを成功させる行政手続きの心得 笹尾和宏
「路上から始まる、小さな革命の起こし方を、僕はこの本から学んだ」
馬場正尊(建築家/Open A ltd.代表/東京R不動産ディレクター)
四六変形 / 224ページ / 並製 / 2000+税
2018年4月発売
発行元:DU BOOKS
http://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK217